歯医者さんで定期管理を受けましょう!

むし歯のないお口はなんて素敵でしょう。
きれいな歯並び、はじける笑顔。
ぜひ、子どもにプレゼントしたいですね。

健全な歯や理想の歯並び、噛み合わせは見た目だけでなく子どもの健康にも大きな影響をあたえます。
さあ、まっ白な歯で子どもをすくすく育てましょう!

1 新しいタイプの歯科医療“早期定期管理”とは

歯科医院はなにをしてもらうところだと思いますか?

チェアに座ってお口をあけて治療を受ける場所?

確かにそうです。しかし、これからは違います。

むし歯はむし歯菌に感染した人にできる病気です。

いったん感染してしまうと、ライフスタイルや食生活に大きく関係する生活習慣病になります。

これまでむし歯は、なってから治療を受けるものとされてきましたが、予防管理への関心が高まるにつれ、だ液検査や生活習慣の聞き取りを重視し、なる前にどう防ぐかというリスク管理に重点がおかれるようになってきました。

そうしたことを子どもの歯が生える前から行うのが、早期定期管理と呼ばれる考え方です。

2 かかりつけの歯医者さんをもちましょう

生まれてまもなくのころから、赤ちゃんのお口の健康管理を支える歯医者さんが増えています。

従来型の治療重視のところと違い、食習慣や生活習慣の指導などに力を入れ、診療台で歯のお掃除やフッ素をぬる時間よりリスク管理のためのカウンセリングの方が長いという特徴があります。

多くの子どもにかかりつけ小児科医がいるように、信頼できる予防管理型のかかりつけ歯医者さんをもつのが、これからはあたり前になるはずです。

しかもかかりつけ歯科医院は、お口に問題を抱えてから訪れるところではなく、まっ白な歯が生える前から、健康を維持するために足を運ぶ場なのです。

定期的に受診して、子どもの歯の成長を一緒に見守ってもらいましょう。

3 歯科医院で受けるのはぴかぴかの歯で生涯すごすサポート

日本人が歯を失う原因のほとんどが、むし歯と歯周病です。

早期定期管理では、むし歯にならない正しい生活習慣、正しい健康観、また規則正しい生活を子どもに身につけさせるお手伝いをします。

これからの歯科医院の重要な役割は歯の治療ではなく、その子が健康な歯で生涯すごすサポートです。

定期管理はむし歯予防だけでなく、正しい噛み合わせに導くことにも有効です。

また将来の歯周病予防にも自然とつながっていきます。

予防管理に力を入れる歯科医院は、お口の健康と生活の質の関係を重視していて、生涯素敵な笑顔でいるためになんでも相談できる存在です。