メンテナンス(歯の健康管理)は健康保険は適応されません

健康保険は疾病保険です。

病気やケガという不慮の災難に対して給付をする制度です。

歯が悪くならないためのメンテナンスに対して、給付する制度は日本にはありません。

病気になった歯が、体に良くないことは証明されています。だから抜歯は、健康保険で治療ができます。

健康保険は、みんなでお金を出し合ってケガや病気の治療を助け合う仕組みですから、医療を受ける人が医療の必要性を勝手に決めることはできません。

日本ほど、歯科治療に公費を投じてくれる国は、世界中探してもどこを探してもありません。

しかし、国は歯をなくさないための予防にまで公費を投じる余裕はありません。予防処置を健康保険で行うことはできないのです。もしも、健康保険で予防処置を行っていたとしたら、それは違法です。

そして、この度、

(1)虫歯や歯周病にかかっていない人へのメンテナンスは保険が効くのか?
(2)歯周病にかかっていた人が、治療をした後のメンテナンスは保険が効くのか?

を問う質問に対しての公式の見解を内閣総理大臣、厚生労働省より得ましたので、皆様にご報告いたします。

>> 厚生労働省よりの回答の詳細

回答の趣旨は下記の通りです。

  • 齲蝕・歯周病に罹患していない健康な者への予防メインテナンスは、保険診療における「療養の給付」に該当しない。
  • 中等度以上の歯周病に罹患した者も、「治癒」した時点で保険診療における「療養の給付」に該当しない。

厚生労働省の見解では、
「予防メインテナンスを、保険診療で行うことは違法」ということになります。どうぞご注意ください。

歯科衛生士の役割