フッ素に種類があるの?
先日、竹ノ塚にお住まいの30歳代の女性の方が、「この子は絶対に虫歯にさせたくありません!」と3歳のお子様を連れて来院されました。
唾液検査による、医学的データに基づいた予防プログラムを立てました。
100%キシリトールガムを一日5回噛むこと。
そして、
(1)家庭でのNaF入り歯磨きによるブラッシング、
(2)加えてSnF?入りジェルの塗布、
(3)そして、3か月に一度の医院での高濃度フッ素塗布
です。
「えっ、フッ素って一種類じゃないんですか?」と目を丸くされました。
目的によって数種類あります。
例えば、(1)の目的は、歯質強化、(2)と(3)は、歯質強化+虫歯菌の除菌です。
また、虫歯予防効果も(1)のみでは、20%、(2)のみで40%、(3)のみでも40%です。
しかし、(1)+(2)+(3)を併用すると、予防効果は、何と90%まで跳ね上がります。
虫歯予防とは、子供と保護者、そして医院が一体になってはじめて実現します。
あなたもかかりつけの歯医者さんと一緒に
大切なお子様の歯を守ってあげて下さいね・・・。