検査して良かった!
先日、島根町の10歳の女の子が、定期管理に保護者の方と来院されました。
彼女との出会いは三年前。歯科検診で虫歯にチェックされ、削って詰めてほしいと来院されたのでした。
診てみると、奥歯の溝が真っ黒になっていました。
見た目で判断するならば、削って詰める処置が最も正しいでしょう。しかし、一度治療した歯は、健康な歯に比べて寿命が短いのが一般的です。
そこで、唾液検査を行いました。
結果、虫歯原因菌であるミュータンス菌が非常に少ないことが判明。すぐに予防プログラムを立案、実行し続けてもらいました。
毎年、学校検診では、虫歯チェックが付きますが、当初から実際には全く進行せずに済んでいます。
帰り際に、お母さまが「親の不注意で娘の歯を削られると覚悟していました。でも、先生が『唾液検査で虫歯のリスク判定をして予防しない限り同じことを何度も繰り返すよ。』言ってくれたおかげで助かりました。」
私たちにとって本当に嬉しい瞬間でした。歯医者さんでまずは相談を・・・。