こどものためにリスク検査を受けます

先日、一ツ家にお住まいの30代の若いお母さんが、お子さん連れで受診されました。

お腹の上にお子さんを乗せたその方のお口の中を拝見しながら、むし歯の『母子感染』と『リスク検査』のお話をしました。

「生まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯菌がいません。
たいてい1歳から3歳ぐらいの間にお母さんからうつります。
この時期にに気をつければむし歯のない子に育てることができます。
そのためにはお母さんのお口の中からむし歯菌をなくす必要があるんですよ。」

とお話したところ、

「先生、ぜひリスク検査をしてください。
むし歯のない子に育てたいですから。」

と言ってくださいました。

現在はリスク検査の結果をもとに、キシリトールとフッ素を使ってお口の中のむし歯菌の数を減らす努力を続けています。

むし歯のない子に育てるには、生まれる前からの私たち専門家とお母さんを中心にしたご家族との協力が大事です。

うちの子もむし歯ゼロにしたいという方は、一度かかりつけの歯医者さんに相談してみてください。

ちょっとのことであなたのお子さんもむし歯のない子にそだてることができます。